”僕は君が好きだった” それは、君が居なくなってから気が付いたのだけど。 愚かな僕は今になって漸く気付く。 君が如何に傷付いていたのかを。 君は僕に見せていた笑顔の下で、こんな苦しみを耐えていたんだね。 ごめん、ごめんなさい。 ごめんなさい、ロイ。 君を傷付けて、ごめん。 それなのに。 散々君を傷付けた僕が君を好きになってごめんなさい。 だけど、一度気付いてしまった想いは僕にも止める事が出来ないんだ。 ”僕は君が好きだった” *** 王子は無くしてから大事な物に気付くタイプだと思う。 碌でなしで人で無し(笑) |